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小林 清*; 吉田 晃*; 松下 能孝*; 西村 睦*; 尾山 由紀子*; 三好 正悟*; 泉 富士夫*; 井川 直樹; 山口 周*
no journal, ,
La(SiO)Oの伝導特性をA.C.法と酸素輸率測定によって、結晶構造をX線回折及び中性子回折法によって調べた。試料の結晶構造は空間群6/の六方晶アパタイト構造モデルで構造精密化できた。広い酸素分率及び温度範囲において酸化物イオン輸率が1である酸化物イオン伝導体であることが明らかになった。
下山 智隆*; 東條 壮男*; 川路 均*; 阿竹 徹*; 深澤 裕; 井川 直樹
no journal, ,
固相反応により合成したプロトン伝導体BaZrScOの結晶構造を中性子回折法によって決定した。重水素を含んだ試料と含まない試料について粉末中性子回折実験を行い、得られた回折線データをRietveld法及び最大エントロピー法にて解析・比較した結果、重水素は12サイトを占めること,酸化物イオン-重水素イオン間の距離は一般的なOD間距離よりも短くなることが明らかになった。
須貝 宏行; 左高 正雄; 岡安 悟; 市川 進一; 西尾 勝久; 光岡 真一; 仲野谷 孝充; 長 明彦; 佐藤 哲也; 橋本 尚志; et al.
no journal, ,
放射性トレーサーによる拡散実験は、注目している元素のマクロな拡散係数を、直接正確に求められるという特徴がある。しかし、Liに関しては適当なトレーサー実験手法がなかったため、放射性トレーサー実験が行われてこなかった。そこで、われわれはLi放射性同位体Li(半減期: 0.8秒)をトレーサーとして固体試料に打ち込み、Liの崩壊の際放出される粒子の測定により、非破壊的にオンラインでLiの拡散係数を求める新しい実験手法を確立した。ここでは、Li短寿命核トレーサーによりNaTl型金属間化合物-LiGa中のLiの拡散係数を求めて、-LiGa中のLi原子空孔濃度との関係を議論する。